ものすごく久々にブロガー
しどりんに会ってきた。
彼女の
ライフワークである文芸漫談とやらにチケットが余ったからと誘われて。
彼女は今卒論にもがき苦しんでいるようでした。
文芸漫談とはいとうせいこうさんと作家の
奥泉光さんが
文学作品をひとつ取り上げてああだこうだ言い合う会のことのようです。
しどりんにとってのいとうせいこう氏は、
私にとっての二宮和也さんのような存在らしい。
ステージに非常に近い席を迷わず選んだ彼女。
人が、恋に落ちる瞬間をはじめてみてしまったby真山
彼女はとてもいきいきしていました。
そういえばみうらじゅんも、松本潤もMJなんだよなぁ。
ニアミス!ニアミス!
文学部だけど読書離れの大学生の筆頭である私としては、
そんなところにお邪魔しちゃって大丈夫なのかと思ったけど、
面白かった。
今回のテーマはマルグリッド・デュラスの「愛人」でしたが、
とりあえず文庫版を読んでみたけどさっぱりわからず。
人称は変るし、時制は飛ぶし、まだるっこしい表現だし。
でもそういうのは全部作者の駆使する技法ひとつひとつなんですよと
二人がめちゃくちゃ卑近な例を使って解説してくれるんです。
家族の誰かがまず
「疲れたなぁ、最近そういえば温泉行ってないよね」
と、ふとしたときにぼやく。そしてまた二ヵ月後に
「温泉、行きたいなぁ。草津いいよなぁ」
とぼやき、最終的にその二ヵ月後に
「来月、草津温泉行こうか!」
と家族全員の気持ちが変るこの呪術(と奥泉さんは言う)を、
マルグリッド・デュラスは文体でやってるんですよ、などと。
中学生の頃から続く根深い読書嫌いが、
ここに通ううちに直りそうな予感がしました。
次はドフトエフスキー。絶対行こうと思います。
相手の言ったことは何でも拾ってすかさずつっこむいとうさんの目ざとさと、
そこに自ら全身を預けるように喋っりまくり、
ひたすらツッコミを待つ奥泉さんの自由人っぽさ、
この二人の関係性がたまらんですね。ちょっと萌えました。
それから終わった後の飲み屋で、
しどりんが、<猛禽>に次ぐ新しい女子用語
「エンパイア女子」という言葉を開発していました。
モテのためにあざとい戦略を駆使する女子。
エンパイワワンピースがその象徴ということで。
いや、私達もエンパイア着ましょう、しどりさん。
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